30年くらい前に、ダウンタウンとトミーズのおかけでお笑いの学校(NSC)が一般的になってきたんだと思います。
それまでは、師匠のところに弟子入りするか、テレビの「勝ち抜き番組」で勝ち残るくらいしか芸人になる方法がなく、芸人になりたい若者は、情報も多くなかったのでどうしたらいいか方法もわからず、モヤモヤしながら、夢をあきらめていく人が多かった思います。
現在では、ネットで簡単に情報がゲットでき、芸能事務所のほとんどが学校やスクールを持っているので、比較的簡単に芸能界への足掛かりができます。ですが、エセ芸能人(事務所に登録だけしてる等)が増えれば増えるほど、売れる確率は低くなります。昔と今でどちらの環境が良いのでしょうか。
いずれにしも、芸能界への道が学校に入ることでできるわけで、学校に入ることは就職活動としては間違いではないのでしょう。
ただし、全国から自称面白い人が集まってくるのですから、その中で競争が生まれて、成績の善し悪しがつくので、高校時代に面白いと言われたからとか、勉強したくないから何となくとかで入学してしまうと苦労します。
笑われてもよいので、10年後M-1を獲るとか、年収1億円稼ぐとか目標を持つことが大事です。そして、その目標を達成するための行動を逆算して、半年単位や1年単位できっちりと予定をたてて、それを遂行するという強いマインドが大事です。とりあえず、授業の通りやってるとか、誰かが言ったからやるとか流されながら学校に行っていると大成は難しいです。
何がいいたいかと言うと、学校に入ったからと言って安心してはダメ、「入ってからが大事だ」ということです。