(サンプル)エンタメジェネレーション
                                           

(サンプル)制作集団パワーグリッドボランティア募集!!

【仕事内容】

「何だろう、これは?」府立第×中学の校庭には、七月の真昼のが照りつけていた。眼のくらむようなその陽ざしの中で、蹴球の猛練習に熱中している二年級の生徒が四五人、いまトラックの一隅にかたまって、一枚の紙片を取巻とりまきながらさかんになにか議論していた。
「なんだ下らない、出鱈目書でたらめがきだよ」
「だが、暗号文らしいぜ」
「暗号なら春田はるたに見せてやれ。彼奴あいつ人間の作った暗号なら、どんな物でも解いて見せると威張っていたじゃないか」
「そうだ春田に見せて困らせてやれ」皆は口々にそうはやしたてながら、紙片を持って、校舎の方へ走っていった。そして藤棚の下で春田龍介りゅうすけ君がやってくるのに出会った。
「春田君、君はいつか人の作った暗号文ならどんな物でも解いてみせるといったね」春田君は濃い眉を神経質に動かしながら、しっかり頷いたきりで黙って微笑ほほえんでいる。
「よし、じゃあこれを解いて見たまえ」
春田君は友達から紙片を受けとると、よく見もせずに――「明日の練習時間までに解いてくるよ」と無造作にいったまま、すたすたと向うへ去っていった。皆は思わず、
「がっちりしているなあ※(感嘆符二つ、1-8-75)」とうめいた。
春田龍介は二年級の級長をしていた。お父様の春田博士はかせは大学の物理の教授で、その感化もあったのであろう。龍介君は学校中での秀才、頭の良さといったら春田君の質問には、先生でも時々答えにつまるくらいだった。

【求人要項】
  • こだわりの応募条件/待遇学歴不問, 服装自由, 未経験者歓迎
  • 給与/報酬体系(月給や時給等)ボランティア
  • 交通費支給支給あり(一部)
  • 勤務開始日2023.03.23
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